珪藻土や漆喰の壁・無垢の杉やヒノキのフローリング。自然素材リフォーム『小池工務店』(杉並区高円寺)

珪藻土・無垢杉の無添加住宅リフォーム!熟練大工と左官職人による自然素材を使ったこだわりの家作り

杉並区N様邸  2015年6月

今回は、N様からの依頼で、屋根と壁の改修工事をしました。

(コロニアルからカバ−工法きわみへ全面塗装) 

 

 N様の友人の紹介で、N様邸へ調査に伺って話を聞いてみると

 「トイレ窓からの雨漏りがヒドいので何とかして欲しい!」と切実でした。

 

 原因を調べたところ、洗面、トイレの窓の外壁の上の方の塗装面に

亀裂があり、雨の中、はしごをかけ、20分ホースで水をかけたら、

洗面、トイレの窓の上の方から水滴が落ちてきて、原因が分かりました。

 

 壁の塗装工事が5年前にされたそうですが、何箇所か亀裂が入っていて、

 心配されておりました。

 

 そこで、お客様に雨漏りしている亀裂部分だけを直すのか、

お聞きしたら、 「亀裂部分だけだと壁の色の違いなどが目立つ」とのことで、

 一面と全面の見積書をお願いされました。

 

 屋根がコロニアルで、20年間なにもされていないので、屋根の塗装を

 ご希望されました。

 

 N様邸は木造の2階建てで「2階は暑くありませんか?」と、

 私が、お聞きしましたら「すごく暑い」と話されたので、

 普通のシリコン塗装と熱を遮断するガイナの他に

2階がとても暑いと仰っていたため、

熱を遮断する「カバー工法きわみ」を 提案いたしました。

 

3種類の見積書をお見せして、当社としては暑さを遮断する「カバー工法きわみ」をおすすめしました。

(暑さ、耐久性を説明しました) 同じ条件で「カバー工法きわみ」と「コロニアル」と「トタン」の下地の下に

温度計をおいて実験したところ、「カバー工法きわみ」が36度、

「コロニアル」が68度、「トタン」は80度になったそうです。

 

 「カバー工法きわみ」は、金額は一番高いのですが、 実験結果や提案した内容

(暑さや耐久性など)を参考にされて N様は「カバー工法きわみ」を選んでくださいました。

 

 お客様にとって、より良い内容を提案して、お客様に選んでいただく

これこそが提案力だと思います。

 

壁はひび割れのため雨漏りされたので、ひび割れを気にされており、

 微弾性水性シリコンを選び、壁面、軒天を全面塗装を希望され、 契約になりました。

 

※上に高圧電流が通っているため、   物が飛ばないように注意して、

足場も慎重に作業しました。

※コロニアルの上にカバー工法きわみの   専用のフェルトを敷いたところです。

※足場を作りながら作業しています。  

(写真右上の板が作業場です。けっこう上手いですよ♪)   手前にある大きな影が私です。

 ※足場にアンテナを移動させて   完成してから、アンテナを元に戻しました。

 ※「カバー工法きわみ」の製法で  雪止を一度外し、新たに設置しました。              

  ※屋根が完成しました!   外観や近所の家と調和する色を提案したところ  

 緑色を選択されました。汚れも目立たないです。  

 

 非常に見晴らしが良く、野球場も見えて   この色がグラウンドにマッチしてますね。

今回は屋根についてお話しでしたが、

 

次回は壁の作業についてお話しします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 天から幸せが舞い降りるように、良きことがおきますよv(^-^)