2022年8月 築50年S様邸 赤い照明からバケツに半分たまりました。

屋根 いぶし瓦和型の50年前の瓦はねじれていて、
瓦と瓦のすき間があるので、横殴りの雨が入り、下地の防水が、
効かなくなり雨漏りの原因になり瓦葺きなおし工事になりました。

瓦の下地のトントン葺きといいます。50年活躍したので、
防水効果がなくなり、この上に防水のフェルトを敷きます。
フェルト葺きです。その上に瓦桟を打ちます。

瓦桟を打ちました。

瓦を下ろさないで、片面ずつ仕上げていきます。


完成です。かわらは、隙間があり、通気性もあり粘土
でできているので、自然素材で瓦の厚みもあり
断熱効果があり日本の風土に適しています。
最近の新築木造では、瓦を使わなくなりました。
その理由は、重たいので地震に適していない
地震時瓦崩れて落ちたりデメリットがありますが
近年の瓦は雨漏りしにくい反りなどなく均一のかわらで、
1枚1枚止めるので、地震につよくなっています。
今は、マンションくらしですが、木造の日本瓦の家すみたいと
思っています。瓦屋さんは一人前になるのに、修行が必要で、
瓦屋さん弟子が6年前からいますが、とよ、コロニアル、ガリバニュウム合板などは
こなしますが、瓦工事はまだだと言って奥が深いと言っております。
瓦を工事した瓦屋店は、親の代からで、今は新築で、瓦がなく
ほとんど葺き替え工事で、コロニアル、ガリバニュウム合板
で、瓦工事がないため瓦職人減っています。
新築も瓦の家が復活を祈っておりますと言っておりました。